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在宅勤務のよくないところは、どうせみんな家にいるからという理由で前日の夜に急に明日の会議の予定を入れられたりすること。しかも問答無用だ。わたしの参加しているオンライン会議の2/3はいらない時間で埋め尽くされていて、昨日の会議も最悪だった。1時間の予定が2時間に延びて、それなのにわたしに関係のある話はそのうち15分くらいで、1時間45分はミュートにして音声を聴いているだけ。他のみんなもそうで、個人面談を全体会議でやっているという状態に近い。人の時間をなんだと思っているんだという苛立ちしか感じなかった。

わたしたちのチームは若手ばかりだから、少し年齢的に上の人間からは蔑ろにされることは多いし、どうやって扱ったっていいと思われているのがデフォルト。ということに最近気づいて、この在宅勤務期間の仕事に対するモチベーションの低下はここに起因しているものだったんだとわかるようになってきた。信頼がどうとかそういう最もらしい御託を並べてこれに反論しようとするおじさんのことをわたしは一緒理解できない。自分のほうがすごい仕事をしているから偉いと思っている時点で間違っているし、そもそも偉そうにしている人間のことをリスペクトできる訳がないのだから。人によって態度を変える人間を好きになる人なんていないだろう。

 

今週1週間があまりにもつらくておかしかった。えんどうさんが「死にトリ」というサイトを送ってくれた。

https://shinitori.net/

このサイトは自分が死にたいと思う原因は何かということをわからせてくれるもので、死にたいまでいかなくてもどうして今辛いのかということがよくわかる。世間的な常識をどう思ってる、とか理想と現実のギャップがなにに対してあるのか、とかそういうことを細かく診断してくれる。しかもよくある診断メーカーみたいにSNSで共有とかそういうのはなくて、真面目に向き合っているように思えて信頼できる。

これによるとわたしは点数は低いけど、人生ハードモードと出て、いろんなことへの理想が高いっていうことに関して解説がされた。理想が高いのはわかってはいたことだけど、文字にされると理解しやすくなるのでちょっとだけ安心した。わかったからなにか変化が起きるわけではないけれど、自覚することはなによりも大事なはず。

 

夜にえんどうさんと電話をして、仕事の話をしたりNizi Proのことを教えてもらったりした。空気階段にハマっているせいで、わたしはすぐにもぐらの話をしてしまう。

えんどうさんは家に届いたモニターを組み立てるときに、できないかもしれないという杞憂をしていたけれど結局完成できて、やっぱり杞憂だったと言った。わたしたちはよく杞憂をする。杞憂だったと言うときに訪れるカタルシスのためかもしれないし、日常の悩みの大抵は大したことがないと後から笑うためでもあるかもしれない。終わってみるまでは不安が消えないのが当たり前なら杞憂と思っていたほうがいいよねー。