0612

きょうは久しぶりに早稲田-馬場間が中心の夜を送れた。この土地に関してノスタルジアを覚えてしまうのはもう、どうしたってやめられないってこどがよくわかる。

18時にしんぺーと待ち合わせて、メルシーを食べる。メルシーのラーメンは多分3か月以上ぶりで、「うま!」と声が出るくらいほんとうにおいしかった。知らない間にメルシーのBGMがJ-WAVEではなくてTOKYOFMに変わっていた。今日だけたまたまそうだったのかわからないけれど、あのおかしなremixを聴きながらメルシー食べれなかったな…とか思った。

メルシーに関しては、味や値段どうこう以前にいろんな思い出が詰まっているから人それぞれの味なわけで、グルメリポート的な意味でオススメしているのとは訳が違っている。ということを(まあみんなわかっている話だとは思うけれど…)前提に話す。

メルシーを初めてたべたのは2012年の4月後半くらいだっただろう。先輩に連れて行ってもらって、その時はなんてことない安いラーメンと思っていたけれど、日を追うごとに"メルシー"の持つ意味は重くなっていって、3年生の時分にはメルシー=昼の待ち合わせ的な場所になっていったし、朝まで飲んだ後に再開する場、授業をさぼって遊ぶ場所、いろんな友だちと席互いで会う場所…日々の気づきを得られる場所でもあった。swamはわたしの大学生活後半を語るには欠かせないアプリのひとつだけれど、早稲田界隈のメイヤー(ひとつきで一番訪れた回数が多い人)を持つのが自分にはちょっとだけ誇らしく、メルシーや一休のメイヤーだった時はいつだって嬉しかった。

社会人になった今でも、夕方からメルシーを食べに早稲田にきて、大隈講堂の前でお酒を飲むというのが、自分がこの地で過ごした時を確かめるためのノスタルジアルーティン的な何かだったんだと思う。この自粛期間にすっかりそんなことを忘れてしまっていた薄情さに呆れてしまったりもするけれど、やっぱり夕方にみる大隈講堂はどんな人にとっても過去を思い出させるなにかがあると思う。

しんぺーと解散したあとは、紅太陽にて友だちと邂逅。

ゆーさんの引っ越しと、たけしの誕生日を祝った!たわいもないタイムレスな会話ができるっていうありがたみは人数が増えれば増えるほど感じるものなんだな。みんながジャンプの話をしているところをみたり、最近の会社事情を変わりばんこに話したり。わたしがデモの話をしたり、途中でテーブルのこちら側とあちら側に分かれて違う会話があったり…飲み会って…って思ってほんとうに感動した。でもお酒で気持ち悪くなりたくないという意志が確実に自分に芽生えているというのを感じて大人になったと思った。途中で仕事をしながら、このまま朝まで遊んだら後悔するという気持ちになって帰ったのも英断だけど切なさもある。大人になった…。

やまだひさしのラジアンリミテッドF』で自分のコメントが流れる日だったから、帰りはラジオを聴きながら帰った。家に到着するまでにコメントが流れなくて、結局知らない間に寝ていたけれど朝起きたらゆーさんが喜んでくれて嬉しかった!

インスタをみたら、いろんな友だちが馬場で遊んでいた様子をあげていて、やっぱりみんなここに集まっちゃうんだなって泣きそうになった。集まり散じて人は変われど、仰ぐは同じき理想の光…涙